子育てには、ほとんどの親が一度は悩む「厳しくしつけをすべきか、それとも優しく受容すべきか」という迷いがあります。 厳しすぎると子どもが委縮しそう、優しすぎると甘やかしになるかもしれない…。 このバランスに揺れ続けるのは、子育てに向き合う親なら誰もが経験することです。
もちろん私自身も、いつも理想通りのバランスが取れているわけではありません。 例えば、宿題をやらない子どもに対して「勉強しなさい!」と強く言い過ぎて自己嫌悪に陥ったり、逆に許しすぎて「これで良かったのか」とモヤモヤしたり…。 日々トライアンドエラーを繰り返しながら微調整しているというのが正直なところです。
厳しさと優しさは“どちらか”ではなく両方必要
ビジネスやリーダーシップ論でも使われる「ポラリティ思考(極性管理)」は、子育てにも非常に有効です。 この思考法では、対立して見える要素を「どちらか(or)」ではなく「両方(and)」扱います。
- 厳しさ=外の世界を生きていくための「安全フェンス」(社会性・規律)
- 優しさ=心の安全基地としての「安心感」(自己肯定感・愛着)
これらはトレードオフではなく、車の「アクセルとブレーキ」や、呼吸の「吸うと吐く」のように、どちらか一方だけでは機能しない、相互補完的な関係なのです。
偏りすぎればうまくいかない。だから揺れていい
厳しさが強く出る日もあれば、優しさに寄りすぎてしまう日もあります。
私自身も
- 「声かけはこれで良かったかな?」
- 「もっと見守るべきだったかもしれない」
と振り返ることも多々あります。 しかしポラリティ思考では、“揺れていること”自体が健全な状態であると考えます。 自転車が倒れずに進むためには、左右に細かくハンドルを切ってバランスを取り続ける必要があるのと同じです。揺れながら最適なバランスを探すことこそが、成長のプロセスなのです。
行き来を続けて、少しずつ最適なバランスに近づく
子どもの年齢、気分、体調、家庭の状況。そして親である自分自身のコンディション。 これらは毎日変わり続けます。 だからこそ、完璧にやろうとしなくてよいのです。
私自身も「今日はちょっとうまくいかなかったな」と感じる日がありますが、
「また明日、少しだけ修正すればいい」という気持ちで子どもと向き合っています。
まとめ
- 厳しさも優しさも、どちらも子育てに欠かせない要素。
- 揺れながら調整するプロセスこそが、親としての現実的な成長。
- 完璧は目指さなくていい。日々の微調整が子育てをラクにする。
子育ては、答えがひとつではない“両極”の世界。
その両方を扱うポラリティ思考は、親の心を軽くし、長期的な成長につながる思考法です。
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