プロフィール
1971年、神社と寺と古墳に囲まれた奈良盆地生まれ。九州から北海道の同級生や海外からの留学生に刺激を受け、工学部修士課程修了後、業界再編の真っ只中の国際電話会社へ就職。
音声からインターネットへの激動の渦の中、20世紀最後、20代最後の年に外資系企業へ転職を決意。ITシステムの保守運用(24時間シフト勤務)から人生をリブートし、様々なハードやミドルウェアを扱いながら経験を重ねる。
その後2度の買収から会社の始まりと終焉を目の当たりにする。更に、社長との突然の別れの経験し、彼の意思を引き継ぎ、その後日本支社の営業・マーケティング以外(Everything But Sales & Marketing)の業務全般を統括するまで登りつめる。
その後新たな刺激を求め、43歳に6社目となる大手米国IT企業へ転職。これまでとは全く異なる分野の日本人が少数のグローバル組織をあえて選び、早い段階で多様性、心理的安定性を取り入れたチームマネジメントに触れる機会を得る。
参照すべき事例も無い中、理想と現実に苦悩しながら着実に状況に応じたマネージメントスタイルを築き上げる。その後は日本だけでなくタイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、韓国などアジアの国々のパートナー企業を管理する業務も加わり、経験を積み上げる。
52歳となり、日本人以外の多様な人々と働きながら、お互いの異なる意見や考え方に触れる機会を通じて、自分自身を素直に受け入れる重要性に気づく。
2022年10月から週4会社員と複業を両立をスタートさせるなか、自信の英語を学ぶだけでなく英語で何か行動する事が日々の日常から非日常への橋渡しとなっている事に改めて気づく。
この非日常に触れることを日常とすることこそが、多様性に触れる機会を増やし、自己肯定感を深めるキッカケになるのではと考える。
外資系企業も含め酸いも甘いも知り尽くした経験を活かし、「自分の気持ちを抑えている」、「自分を出しやすい環境に身を置いてみたい」と感じている人の役に立ちたい思いから、現在は「挫折経験者でも続けられる!英語学習を習慣化するコツ」「英語面接練習」「英語プレゼン練習」「外資系サバイバル術と心の豊かさ」などのサービスを提供している。
これからの不確実性の社会で生き残る具体的な方法や思考を学びながら心の豊かさを手に入れるお手伝いを実行中。現在は個人向けのサービス限定だが、人材不足や労働力確保にお困りの法人向けにもサービスを展開予定。
業界、資格等、専門性
業界
- テレコム
- データセンター、クラウド
- デジタル広告
資格
- 英検1級
- 数学教員免許(中高)
- IT 資格(データベース)
- Oracle, SQL Server, DB2
- IT 資格(オペレーティングシステム)
- Solaris, Linux, Windows
専門(外資系企業における経験による)
多様な人材(国内、海外)からなるチームの
- 採用方法
- 効率的なチームマネージメント
- 心理的安定性な環境構築のコツ
- コミュニケーションスキル
- 目標設定、評価
- GROWモデルによるコーチング
エピソード
非日常の世界への扉を開いた海外文化
1つ目に大きく衝撃を受けたのは中学の授業で見たWe are the worldでした。歌詞の意味は分かりませんでしたが、居心地のよいメロディと英語の音で瞬く間に英語が好きになりました。
2つ目に衝撃を受けたのは香港映画で、ジャッキー・チェンのスパルタンXの格闘シーンです。人間とは思えない素早い動きに虜となり、様々な彼の映画を見ました。
この2つの出会いが日常の生活と大きくかけ離れた別世界(非日常)に触れた出来事でした。
体に電気が走るような衝撃、学習科目からコミュニケーション手段へ
国立大学工学部修士1年生の時、ある国際学会の受付としてお手伝いをしたことが今後の人生を決定付けました。
ただ英語で”お名前を頂けますか?”のやり取りだったのですが、日本語が話せない海外の方との初めての会話に体に電気が走るような衝撃を受けました。
学習の為の英語から活きたコミュニケーションの為の英語に変わった瞬間でした。
就活時に感じた時代の変化
先輩達が就職するにつれて、自分も就職先を考え始めた頃、バブル崩壊、就職氷河期、市場開放という言葉を強く意識するようになりました。
第1期クリントン政権の93年1月(日米包括経済協議の開始)から95年6月(自動車協議の決着)まで、日米関係は激化した。当初クリントン政権は輸出と雇用の増大を目標に掲げ、日本の市場開放を強く求めてきた。
https://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/CLIP/clip0045/cli018.html
英語によるコミュニケーションによるワクワクと同時に、市場開放が進んだ日本で働けるスキルが必要と考え、外資系企業で働けるぐらいの活きた英語を目標としました。
一人旅で非日常を体感
英語の上達度の確認と度胸試しに、学生時代から就職後最初の2年に数回ほど海外一人旅も行いました。
最初はきっちりホテルも日本で予約していましたが、後半は出発帰国日だけ決め、後は大まかに行ってみたい所のみ絞った状態で、現地についてから宿泊先と交通手段を調べながら行けるところまで行くというスタイルでした。
当時はインターネットも携帯電話も海外では使用できない時代です。ニューヨークのブロードウェイでみたCATSというミュージカルとグランドキャニオンは今でも目に焼き付いています。一人旅による非日常から自分の世界が大きく広がりました。
あれから28年経過、本質は変わらず
これまで卒業後に日本企業、そしてその後は複数の外資系企業で働いてきました。企業の規模は小規模から大規模まで多岐にわたります。なるべく英語を使用し、日本人以外のメンバーが多い環境を選んできました。
翻訳ソフトや生成AIなどのテクノロジーの進歩により、英語によるコミュニケーションのハードルは低くなりつつあります。しかし、何かのフィルターを通すのではなく、人対人で直接会話をすることで、脳細胞がフル活動する状態にこそ、異文化から得られる刺激や学びが最大となります。
年齢を重ねても、このような非日常に触れる環境を意識し続けています。
週4時短正社員:80%現業、20%複業
「非日常に触れる環境」を模索し続けた結果、週4時短正社員という働き方に至りました。不確定要素の大きな近未来を考えた結果、この働き方が今の自分にはベストな選択であると思い、約1年半この生活を続けています。
英語で行動する意識を持つ為にまず最初の小さな一歩を
まず自宅に眠っている英語の教材のやり直しから開始もありです。書籍店に行って興味のある教材を手に取ることも良いかとおもいます。ご興味があれば以下のページもご利用ください。